2014年11月5日水曜日

バリに帰って来た。

長い一年だった。
全ての治療を終えてバリにかえってくる事が出来てひとしお嬉しい。
バリは乾季がまだまだ続いているようで、毎日快晴、いい天気だ。
もう3ケ月以上雨が降ってないとみんなが言っている。
しかし日本の四季の厳しさから開放されて、常夏の島はウキウキしてくる。
東京での治療中もバリつながりの人や沢山のバリ滞在の友人達が励まし、
サポートしてくれた。人の念いは勇気づけられるものだ。
バリは僕を暖かく迎えてくれる。早速儀式に参加したり、家内のバイクの練習のため、
実習でキンタマニやブドゥグルへ遠乗りをする。
犬達も留守中友達やお手伝いさん家族が面倒をみてくれていたので、
みんな元気に迎えてくれた。
そして、みんなをシャワールームに入れてきれいに洗ってやりました。
庭の蓮の鉢の花も咲き、アボカドの木には無数の実がなっている。
なんと平和で豊かな自然に包まれているのだろうか。



バリでは自然治療に徹することにしている。
果実やジャムー(インドネシアの薬草ジュース)や色んな葉っぱのお茶、
そしてヘンプオイルとすべては準備万端。
バリのヒーラーの人達にも施術をしてもらっています。
データ治療ではなく、感性治療は水、空気、太陽、月のエネルギーまで取り込んで、
無意識中にも毒素を取ってくれそうだ。
この一年間、誠心誠意で僕の治療をサポートしてくれた家内には心配をかけてしまったが、
チョコルダ大師の治療でその心配の疲れを呪文と共に取り払ってくれました。
そして彼女は新しい達成感としてバイクに乗れるようになって、
独立した行動と気持ちのいいドライブを楽しむ事が出来るようになった。




絵画教室も再開して、みんなとクリエイティブな時間を持つ事が出来る。嬉しいことだ。


毎日のようにある祈りの儀式、供養の儀式、祝いの儀式などなど、
大安の日には結婚式の飾り付けがされた家をあちらこちらで見られる。
皇室の火葬儀にも、ウブッドの大きな寺院の再建築の儀式や村の儀式にも参列した。
バリ人ではないし、バリヒンドゥ教信者でもありませんが、一つの神を信じる私には、
みんなそれらの儀式には感覚的に受け入れてしまいます。
信じる事、祈る事、祝う事を毎日のようにしているバリの人達は素晴らしい人間生活を、
しているとしか思えません。真剣に祈り生きている人生は、お金の為に生きている人生とは、
大きく異なります。人としての生きる喜びとミッションは自己的な満足感ではなく、
共に生きていく連帯感の中に多くの喜びを見つけるのでしょう。



人は人によって支えられている、まさに人という字のように。
人と人がサポートし合って作る家族や社会、
そして国であり地球をもう一度やり直す事が出来るなら、、、、、
お金や力の為に人を抹殺し滅ぼす悪魔が地球を社会を牛耳っているのは残念で仕方が無い。
虚実に染まって生きていく快適さに中毒した人達、
身近な自分達の周わりに手を合わせて生きる事の快適さは慈愛に満ちている。
世界の情報がなくても、小さな世界の真実の中で生きて行ける事は有り難い事です。

東京にいてもバリにいても集まってくださる人々は同じなのです。
苦しかった一年を励ましてくださった多くの人に感謝することしかできません。
みなさん、ありがとうございました。






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